祭事

新上五島町には、各地域に脈々と受け継がれてきた伝統があります。
それらは新上五島町指定文化財無形民俗文化財として保護・継承されているものから、小さな集落の伝統的な行事として続けられてきたものなど多数あります。

まず、お盆の行事として継承されているものに、「青方念仏踊り」「江ノ浜念仏踊り」「鯛ノ浦薙刀踊り」があります。これらは、先祖供養や悪疫退散祈願がもとで行われるようになった民俗芸能で、当地の名所や墓所などで毎年実施されています。

若松地区や奈良尾地区では、地突き唄が継承されています。
家を建てる際に、地ならしとして、土台のあたる部分の地面を搗(つ)き固める作業をしながら唄われたもので、故郷を大切に想う人々の力で、いったん途絶えた祭事をもう一度復活させたものもあります。

有川地区には、江戸時代、有川湾において捕鯨が盛んに行われていたことから、鯨に関する芸能が多く残されています。羽差(はざし)とよばれる鯨に銛を打ち込む男たちが大漁を祈って奉納したのが「鯨唄・羽差踊り」といい、現在も保存会によって継承され、各種行事等で披露されています。
また、同じく鯨関係で、「弁財天(めーざいでん)祭り」という行事は毎年1月の第2もしくは第3土曜日に有川郷内の事業所や家庭などを回り、大漁・商売繁盛・家内安全などを祈願し行われています。午前中から夜中まで、太鼓と唄が郷内に響き渡るとてもにぎやかな行事です。

この他にも神社やお寺で行われる伝統行事のほか、弘法大師の命日である旧暦3月21日に行われるものなど、各地に継承されているものはたくさんありますので、詳しくは下記の行事予定表を参照ください。

若松地区や奈良尾地区では、地突き唄が継承されています。
家を建てる際に、地ならしとして、土台のあたる部分の地面を搗(つ)き固める作業をしながら唄われたもので、故郷を大切に想う人々の力で、いったん途絶えた祭事をもう一度復活させたものもあります。

有川地区には、江戸時代、有川湾において捕鯨が盛んに行われていたことから、鯨に関する芸能が多く残されています。羽差(はざし)とよばれる鯨に銛を打ち込む男たちが大漁を祈って奉納したのが「鯨唄・羽差踊り」といい、現在も保存会によって継承され、各種行事等で披露されています。
また、同じく鯨関係で、「弁財天(めーざいでん)祭り」という行事は毎年1月の第2もしくは第3土曜日に有川郷内の事業所や家庭などを回り、大漁・商売繁盛・家内安全などを祈願し行われています。午前中から夜中まで、太鼓と唄が郷内に響き渡るとてもにぎやかな行事です。

この他にも神社やお寺で行われる伝統行事のほか、弘法大師の命日である旧暦3月21日に行われるものなど、各地に継承されているものはたくさんありますので、詳しくは下記の行事予定表を参照ください。