世界遺産候補

世界遺産とは

地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物であり、現在を生きる世界中の人々が過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です。

世界遺産は大きく3つの分類になります。
  1. 「文化遺産」 顕著な普遍的価値を有する記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など。
  2. 「自然遺産」 顕著な普遍的価値を有する地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地など。
  3. 「複合遺産」 文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えている

五島の教会の歴史

この小さな島にキリシタンが多いのは、江戸時代後半、潜伏キリシタンが多く暮らしていた大村藩外海地方で、人口が膨らみ食べ物に事欠く状況であったため、農民不足であった五島藩に千人規模の百姓が移住し、上五島に潜伏キリシタンが暮らすようになりました。潜伏キリシタンは、信仰の自由が許されるまでじっと耐え忍び、明治の禁教高札撤去を機にカトリック復帰したことで、長い時間耐え忍んだ思いが各地の教会堂建築に繋がりました。

頭ヶ島の集落

病人の療養地で無人島あった頭ヶ島に、仏教徒の開拓者のもと移住し、潜伏キリシタンが信仰を続けた集落です。病人の療養地であったことを示す墓地遺跡、移住に当たって開拓を指導した仏教徒の墓、潜伏キリシタンの指導者屋敷跡であり「信徒発見」後には祈りの場となった「仮の聖堂」跡や解禁後に建てられた教会堂跡が見つかっています。

頭ヶ島の集落

病人の療養地で無人島あった頭ヶ島に、仏教徒の開拓者のもと移住し、潜伏キリシタンが信仰を続けた集落です。病人の療養地であったことを示す墓地遺跡、移住に当たって開拓を指導した仏教徒の墓、潜伏キリシタンの指導者屋敷跡であり「信徒発見」後には祈りの場となった「仮の聖堂」跡や解禁後に建てられた教会堂跡が見つかっています。

頭ヶ島天主堂

慶応3年(1867)、ドミンゴ森松次郎は長崎でプチジャン神父の教えを受けて島に帰り、仮聖堂を置きました。明治元年(1868)に始まった迫害(五島崩れ)の影響で、再び無人の島となりましたが、明治6年(1873)の禁教令の高札撤去を機に人々は島に帰り、明治20年(1887)頃、ドミンゴ森松次郎の屋敷跡に木造教会堂を建設しました。現在の頭ヶ島天主堂は、大崎八重神父の指導により、明治43年(1910)に着手、長い年月をかけ、全国でも数少ない石造りの教会堂が完成し、大正8年(1919)コンバス司教によって祝別されました。設計・施工は、郷土出身の鉄川与助氏によるもので、当時の信徒が石積み工事に参加した。教会堂内は木造で、ハンマービーム架構という持ち送り構造で支えられた船底のような折上天井が印象的です。花の装飾が多くあしらわれていることから、別名「花の御堂」とも呼ばれています。

世界文化遺産候補「長崎と天草あまくさ地方の潜伏キリシタン関連遺産」
http://kirishitan.jp/

構成資産「頭ヶ島かしらがしまの集落」について
http://kirishitan.jp/components/com009

頭ヶ島パーク&ライド

「頭ヶ島パーク&ライド」は頭ヶ島の集落の保護と白浜地区の静かな環境を守り、安全に見学いただけるようことを目的に実施しています。 頭ヶ島天主堂のある白浜地区への入場は、上五島空港でシャトルバス(無料)に乗り換えてからご入場ください。頭ヶ島天主堂の拝観には「事前連絡」が必要です。下記、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターにご連絡ください。(インフォメーションセンターへの事前連絡した拝観時間が、乗車するシャトルバスの時間となります)
教会見学の事前連絡についてのお問合せ

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター 
〒850-0862長崎市出島町1-1-205(出島ワーフ2F)
TEL   / 095-823-7650
FAX   / 095-895-9690
対応時間 / 9:30~17:30

教会の拝観マナー

教会は信者の皆さんにとって大切な祈りの場であって、観光施設ではありません。拝観する際には教会でのマナーをよく守り、お互いが気持ちよくすごせるように心がけましょう。

  • 内陣(祭壇の所)は神聖な場所です。絶対に立ち入らないようにしましょう。
  • 教会堂内の撮影はできません。
  • 教会内での飲食や、タバコの喫煙は禁止です。
  • 大声で騒いだり走り回るのもマナー違反です。特に子供さんをお連れの場合は同伴者が気を配って見学するようにしましょう。
  • 教会内にはいろんな物(祭礼品、装飾物など)があります。むやみに手を触れないようにしましょう。