寺社

新上五島町には、多くの神社・仏閣が存在します。
長崎県神社庁ホームページによると、町内には神社の数は57社あります。

秋になると、町内各地の神社では秋祭りが開催されます。
男衆が担ぐ勇壮な神輿や獅子、華やかな花車などが、太鼓や笛の音とともに地区内を練り歩きます。その秋祭りの際に披露されるのが神楽です。

新上五島町内には、江戸時代、旧富江藩領である新魚目地区と上五島地区に伝わる「上五島神楽」と、五島藩領である有川地区に伝わる「有川神楽」があります。これら2つの神楽を含んだ五島列島内に伝わる7つの神楽で構成される「五島神楽」は、平成14年に国の選択無形文化財に、そして、平成28年に国指定重要無形民俗文化財となりました。

五島神楽の特徴は、神職が中心となって伝承する神楽で、一間四方の舞座を廻っては廻り返す所作を基本として舞うものです。各種の採物舞に加え、獅子や古風な巫女舞、更に他に類をみない演目など、豊富で特色ある内容を有しています。
また、西日本の諸神楽との関連をうかがわせるとともに、五島神楽独自の展開を示す演目も伝え、地域的特色や芸能の変遷の過程を示したものです。

新上五島町内には、江戸時代、旧富江藩領である新魚目地区と上五島地区に伝わる「上五島神楽」と、五島藩領である有川地区に伝わる「有川神楽」があります。これら2つの神楽を含んだ五島列島内に伝わる7つの神楽で構成される「五島神楽」は、平成14年に国の選択無形文化財に、そして、平成28年に国指定重要無形民俗文化財となりました。

五島神楽の特徴は、神職が中心となって伝承する神楽で、一間四方の舞座を廻っては廻り返す所作を基本として舞うものです。各種の採物舞に加え、獅子や古風な巫女舞、更に他に類をみない演目など、豊富で特色ある内容を有しています。
また、西日本の諸神楽との関連をうかがわせるとともに、五島神楽独自の展開を示す演目も伝え、地域的特色や芸能の変遷の過程を示したものです。

次に、仏閣について、町内には寺院の数は20数箇所あります。
浄土宗、浄土真宗、曹洞宗、日蓮宗などの宗派の寺院があります。宗派によって形態は様々ですが、お彼岸や盆行事などが各寺院で行われています。特にお盆の8月15日の夜には、各地で精霊流しが行われています。初盆を迎えた故人の家族が集まり、故人の霊を送るため港から提灯や精霊船を流す光景がみられます。

神社・仏閣以外にも、各地区にはその集落の人々によって信仰されているものが祀られた御堂(おどう)がたくさんあります。その地域の成り立ちや歴史を理解する上で、大変貴重なものがあります。地域に脈々と受け継がれた信仰心は現在も途切れることなく続いています。