日本遺産

日本本土と東アジア大陸の中間に位置することから、長崎県の島は、古代よりこれらを結ぶ海上交通の要衝であり、公益・交流の拠点でした。五島は古代において遣唐使の寄港地として栄え、その後、中継地の役割は希薄になりましたが、史跡や麺類の特産品、また民俗行事等にも交流の痕跡が窺えます。

日島曲古墓群

日島曲古墓群

写真:日島曲古墓群

40基以上の墓碑・墓石がある中世小墓群。大陸との交易品を若狭湾に運び、帰りの船にバラストとして日引石の石塔を持ち帰ったともいわれ、海上交易の拠点だったと考えられています。

御舟様

遣唐使史跡

新上五島町には、遣唐使が風待ちをした場所や、航海安全を祈願した神社<姫神神社跡、青方神社、ともじり石、姫神社、金帆瀬、三日ノ浦、御舟様>等が点在し、大陸との交流の足跡が見られます。

御舟様

遣唐使史跡

新上五島町には、遣唐使が風待ちをした場所や、航海安全を祈願した神社<姫神神社跡、青方神社、ともじり石、姫神社、金帆瀬、三日ノ浦、御舟様>等が点在し、大陸との交流の足跡が見られます。

山王山

山王山

山王山は、最澄が遣唐使の航海安全を祈願し、無事帰国後、山王神を勧進し開いたといわれており、中腹にある二ノ宮の岩窟内には中世以降、鏡が奉納され、その中には宗代の舶戴鏡があります。大陸との交流の足跡がみられます。

五島うどん

五島うどん

新上五島町は、遣唐使が伝えたといわれる五島うどん発祥の地です。 日本三大うどんの一つにも挙げられており、コシの強さ、のどごしの良さが特徴です。麺の乾燥を防ぐ為に椿油を表面に塗り、あご(飛魚)だしとの相性抜群です。
溶き卵にネギ、生姜などの薬味にしょうゆを少し垂らして、ぐつぐつたぎる鍋から直接いただく「地獄炊き」が定番です。

五島うどん

五島うどん

新上五島町は、遣唐使が伝えたといわれる五島うどん発祥の地です。 日本三大うどんの一つにも挙げられており、コシの強さ、のどごしの良さが特徴です。麺の乾燥を防ぐ為に椿油を表面に塗り、あご(飛魚)だしとの相性抜群です。
溶き卵にネギ、生姜などの薬味にしょうゆを少し垂らして、ぐつぐつたぎる鍋から直接いただく「地獄炊き」が定番です。